壁ドンや顎クイという言葉を知っていますか。

壁ドンは、女性を壁際に追い詰めて、壁を手の平でドンとついて逃がさないように迫る行為のこと。

顎クイは、相手の顎に手を添えて女性の顔を自分に向かせる行為のことです。

どちらも恋愛漫画や恋愛映画ではお馴染みの動作となっており、壁ドンに至っては2014年に流行語大賞のトップテン入りを果たしています。

最近のメディアでは壁ドンから派生した肘ズンなどで女性をときめかすような内容の番組も散見されますね。

恋愛漫画内やこういった番組では、女性は一様に男性にときめき、壁ドンや顎クイなどの行為を持ち上げるような表現がされていることが多いです。

では、リアルな男女間での場合はどうなのでしょうか。

結果から申し上げますと、恋愛関係になっていない女性に対しては、こういった行為はやめた方が良いと言わざるを得ません。

壁ドンや顎クイなどでときめきを感じるのは、そもそもが対象の男性に対して好意を抱いている女性のみです。

意識していなかった男性に壁ドンをされても嫌悪感が募るだけ、という女性はかなり多くいます。

いくら女性が壁ドンが好き、顎クイが好きと言っていたとしても、それはあくまで漫画や映画で見るシチュエーションが好きと言っているに過ぎません。

言葉通りに受け取って、知り合って間もない愛人女性に壁ドンや顎クイを試すと、無理に迫られたように感じさせてしまい、恐怖を与えてしまう場合も。

壁ドン、顎クイだけでなく、最近メディアで取り沙汰されている女性をキュンとさせる行為は、そのどれもが彼氏か好きな人を前提としています。

愛人女性に対しては行わない方が賢明ですので、十分にお相手との関係を鑑みて取り入れるようにしてくださいね。

そもそもこういった恋愛漫画で見られる特殊な行為は、セクハラのグレーゾーンに当たりますので、下手をすると関係が途切れてしまうきっかけになるかもしれません。

また他にも、年上男性がやりがちなセクハラグレーゾーンの行為は、頭をぽんぽんと撫でる動作も該当します。

会社での部下や年下の女性を元気付けるために、気軽に頭を撫でていたりはしませんか。

昨今の若者たちは、他者が自分に触れる行為に対して敏感です。

一昔前ではごく自然と行われていた行為だったかもしれませんが、今では嫌がる若者も増えていますので、気を付けてくださいね。

それでは、交際クラブの女性をキュンとさせるには、どうしたら良いのでしょう。

今どきの若い女性をキュンとさせるには、基本的には相手に触れないことが鉄則です。

触れないように気を付けることこそが、「自分に対して気を遣ってくれているんだ」と思わせて、ときめきに繋がります。

過剰に触らないようにしてしまうと、相手が申し訳なく思ってしまう可能性もありますのでお気をつけください。

壁ドンも以上のことを踏まえると、シチュエーションによってはときめきに変えられることも。

たとえば満員電車の中、ぎゅうぎゅう詰めで相手を押し潰してしまわないように、仕方なく壁ドンに至ってしまったとします。

壁ドン自体にときめくのではなく、「自分を押し潰さないように支えてくれている」と、男性の配慮に対してキュンとなるのです。

女性の扱いはぜひ紳士的に対応してくださいね。

これから先も、壁ドンや顎クイのような女性をときめかせるとした行為が次々に生み出されるでしょう。

実際にその行為が好きという女性もいるでしょうが、やはり前提は彼氏か好きな人が相手であることです。

愛人女性に対して突然壁ドンなどをすると、引かれてしまう可能性もあります。

もしどうしても試したい場合は、冗談ぽく「やってみていいかな」など聞いてみてもいいかもしれません。

メディアでの流行を上手く取り入れて、交際クラブの愛人女性と仲良くなりましょう。